上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告
-
-
今回は蝶の里公園、4月中旬編の1日目のその2です。
この蝶の里公園には今シーズンですでに20回足を運んでいますが、画像整理、不明種調べが進まず、今回ようやく今シーズン2回目に行った分のその2が整理できましたので、ここにアップするものです。
当日はおおむね晴れ模様でしたが、少し風の強い1日でもありました。
機材は Canon EOS 1D MarkⅢ+ Sigma APO Macro 150mm F2.8 EX DG HSM + 1.4×テレコン使用での手持ちによる撮影です。

ツルニチニチソウさんです。
キキョウさんにも似た感じがしますが、五角形の造形は何とも幾何学的です。
科もキョウチクトウ科と違うようです。

うちの行く場所としていくつかの場所がありますが、ここに行く少し前に長池公園でこのフデリンドウさんが咲いているという情報を元に探してみましたが、結局わからないままでした。
来シーズンのお楽しみになるかなと思っていた矢先、この場所で偶然に初めて出会いました。
ここでは散策路の斜面の部分で落ち葉に埋もれて、かろうじてお顔が見える程度で、咲いていたのも2株ほどであったと記憶しています。
まさに偶然とは言え、嬉しい出会いでした。

こちらも初めてでしたが、スミレ類はいくら調べても大変に難しく感じます。
「菅谷館跡西の郭」と「林間駐車場」の間の湿地部分でいくらかまとまって咲いていました。
ツボスミレさんかと思われますが、更に調べてみたいと思います。
ツボスミレさんであれば、初めて会う種類でした。

このお花、ここでは「ミドリシジミの草地」をはじめ、大変に多く咲いています。
しかし、お名前となるとその撮った当時は知っていたと思うのですが、思い出せずにいます。
調べてみてもなかなか出てきません。
一応「保留」と言う事で、そのうち思い出すのではないかと思います。
しかしながら、実際はこの時初めて会った種類でもありました。
追記hitakijoさんからお教えを頂きました。
そうです、思い出しました。セリバヒエンソウさんでした。
いつも色々とありがとうございます。

カラスノエンドウさんです。
やはりこの季節には全域で多く見られました。

イチリンソウさんです。
こちらは都幾川河川敷に近い、「ホタルの里」の出口付近にニリンソウさんと一緒に咲いていました。
イチリンソウさんも偶然ではありましたが、初めて会った種類でした。

こちらも少し迷った個体です。
タチツボスミレさんかと思いきや、葉っぱの形に違和感があり、どうもオオタチツボスミレさんと言う感じがしてきました。
しかし、確証はありませんので、更に調べて行きたいと思います。
この種類は大変に難しく感じます。
やはり、初めて会う種類となりそうです。

ナズナさんです。
「菅谷館跡西の郭」と「林間駐車場」の間の湿地部分に咲いていました。

クサノオウさんです。
ここでは全域で見られますが、個体数は決して多くはありません。

ニリンソウさんです。
先のイチリンソウさんと同じ場所に咲いていました。
その2はこれくらいで4月中旬編の1日目も以上ですが、春先のお花が全域で大変に多く見られたのが収穫だったと思います。
植物類に関しても昆虫類と同じく、春先に専念して見るのは初めてで、新しい発見も多くあったと思います。
- 2009/10/18(日) 21:35:58|
- 植物類
-
-
| コメント:4
<<
蝶の里公園 (4月中旬編・2日目のうちその1) |
ホーム |
蝶の里公園 (4月中旬編・1日目のうちその1)>>
こんばんは久し振りの野草の画像素晴らしいですね。
ツボスミレで間違いありません。
短い距、紫の模様はツボスミレそのものです。
花弁の形や開き方には個体差があります。
その下の画像はセリバヒエンソウです。
それからオオタチツボスミレの自生は日本海要素といって、日本海の地方にのみ分布しています。
オオタチツボスミレとタチツボスミレは確かに葉の形が違っていますが、葉では識別できません。オオタチツボスミレの距は純白で、これが決め手です。またタチツボスミレと違って地上茎にのみ花がつきます。距が写った画像はありませんか。
画像からは全体の高さが分かりませんが、背が高く立ってませんでしたか? 30センチくらい。それでしたらエゾノタチツボスミレの可能性もあります。
以前巣栗渓谷でのスケッチを載せています。(2007.6.2の記事に)
何れにしろ植栽されていてら別ですが、この場所にはオオタチツボスミレは分布していないはずです。
文末で申し訳ありません。
先日のこと、厚く御礼申し上げます。
- 2009/10/18(日) 22:38:41 |
- URL |
- hitakijo #mQop/nM.
- [ 編集 ]
こんにちは、いつもありがとうございます。
また、お返事が大変に遅れ、誠に申し訳ありません。
そして、いつもながらにお言葉も大変に恐縮です。
さて、3枚目の写真のスミレさんですが、ツボスミレさんで間違いないと言う事で、ありがとうございます。
スミレさんの種類は未だに大変に難しく感じ、断定までにはなかなか至らないことばかりと言う状況です。
様々な資料を見て、更には実物を多く見ることを重ねて行くしかないと思っております。
このツボスミレさんはどちらかと言いますと園内でも湿った場所に目立ったように思います。
ただ、株数となりますと大変にこじんまりとした感じで、決して多いと言う感じではなく、数えるほどであったと思います。
4枚目の写真、セリバヒエンソウさんと言う事でこちらもありがとうございます。
その撮った当時はわかっていて撮影していましたが、それから時間が経っており、お名前を思い出せずにおりましたが、はっと思い出しました。
このセリバヒエンソウさんはどちらかと言いますと林床の日影の付近に多く咲いているような感じがしました。
こちらは先のツボスミレさんとは対称的に大変に多くの個体数が全域で咲いていました。
7枚目の写真ですが、やはり難しいですね。
オオタチツボスミレさん、再度手持ちの図鑑や資料などを見てみましたら、おっしゃる通り、日本海側に自生する種類の様ですね。
そうなるとオオタチツボスミレさんと言う事ではないと言う事になるかと思われます。
タチツボスミレさんの様で、少し違和感があり、葉っぱの形を見たらと言う感じで、単純に考えてしまいました。
この蝶の里公園に関しては自生をしない種類を意図的に植栽していると言う事はあまり考えられませんので、その点は除外されるかと思われます。
そうなりますと各部の写真があるか、角度を変えて撮った写真があるかと言う事になりますが、その日に撮った写真を引っ張り出して確認してみたところ、残念ながら、この角度での写真しか撮っていませんでした。
ただ、感じ的には曖昧な記憶ですが、背は高かったように思います。
これだけでは、判断は出来かねるかと思いますので、エゾノタチツボスミレさんの可能性もあると言う事で、来シーズンの再確認課題としたいと思います。
植物類は出来るだけ色々な角度、全体像、葉っぱなどをセットにして撮るように心がけていますが、様々な条件により、そう言った事が出来ていない写真も多くある状況で、残念ながら、今回のこのスミレさんに関しても同じ状況でした。
また、先日はお忙しい中、お邪魔を致しまして、申し訳ありませんでした。
こちらこそ色々とありがとうございました。
こう言った機会も初めての体験で、先生の素晴らしい作品を直接拝見できたこと、また気に入った作品の中の少しでも持ち帰りが出来た事、全てにおいて、素晴らしい機会でした。
また、本日、お葉書も届きました。
わざわざご丁寧に誠にありがとうございます。
明日は第4土曜日ですね。
夜間勤務明けとなりますが、鳥類園にお邪魔する予定です。
午前中は行けるかどうかがはっきりしませんが、鳥類関係を見て、午後には植物類、そして昆虫類を見て行こうと考えています。
- 2009/10/23(金) 14:36:51 |
- URL |
- よしの88 #a0J2.lfM
- [ 編集 ]
お久しぶりです。
いつUPされるだろうかと首を長くして待っていました。
4月に撮られたものをていねいに調べられ整理されて載せられる、その姿勢によしのさんの誠実なお人柄がうかがわれるような気がします。
久々に見る画像、すばらしいです。
3枚目のスミレさん、春の光を浴びてほんとうに幸せいっぱいの顔を見せていますね。
4枚目のセリバヒエンソウ、これはなかなか撮りづらい花ですが、その魅力をしっかり引き出されています。私もこの花お気に入りです。
イチリンソウのこの美しい萼片、惚れ惚れします。しべの影が柔らかく映っていてすてきです。
スミレは種類がとても多くてしかも同定するのが難しくて、私にはお手上げです。
ナズナ、このちいさな花をさすがにきっちりと撮しておられますね。
ちいさな花が円を描くように集まっているのがよくわかります。
ニリンソウ、これはどちらとも兄弟いっしょに咲いていますね。
春の季節はこうした野草が次々と咲き出すので、私はもっとも好きです。
- 2009/10/25(日) 11:39:30 |
- URL |
- asitano_kaze #QfVI8dBA
- [ 編集 ]
こんばんは、いつもありがとうございます。
こちらこそ大変にご無沙汰しております。
また、お言葉も大変に恐縮の限りです。
様々なところに行って、写真を撮影してくるのは良いのですが、その画像整理と不明種調べが一向に進まず、なかなかアップが出来ない状態でした。
これからの季節は年度末に向かって、仕事以外の時間は殆ど取れない状況になりますが、少しずつでも撮った画像を整理して行き、そのまま眠らせる事のない様に少しずつでもアップをしていきたいと思っております。
今頃になって4月の記事とは全く季節外れでもありますが、ブログにアップすると言う事はうちの中では一通り、画像が整理でき、不明種調べもある程度終わったと言う事になりますから、こちらも様々な意味において、大変に遅れ気味でもあります。
本当であれば、その季節に合った、いわば旬の画像を掲載していくのが自分でも一番良いと思っているのですが、なかなかうまく行かないもので、今では撮影優先で写真はそのまま貯まっていく一方の状態でもあります。
そう言った意味でも「調べる」と言う事がまだまだ大変に多い状況でまさに勉強不足を思い知らされるところでもあります。
さて、3枚目のツボスミレさん、こちらは湿地部分にいた個体でツボスミレさんで良い様です。
本当であれば、もっと低い位置から撮る方が表情も表れ良かったと思うのですが、何せ湿地部分の中にいましたから、それが叶わない状況でした。
ここの湿地部分は全体的に明るい場所が多く、その意味では条件が良かったと思います。
4枚目のセリバヒエンソウさん、こちらはその当時、貴殿の掲載された記事を拝見して、そう言えば、蝶の里公園に多くいる種類だと思った事を記憶しています。
貴殿の記事を拝見する直前まで、確かチョウジソウさんと勘違いしていたと言う事も覚えておりますが、長い月日が経ってからの掲載にあって、そのお名前が思い出せずにいた種類です。
このお花も様々な角度から撮影をしてみました。
確かにおっしゃる通りでなかなかこれと言った写真は撮影できませんでしたが、その中でも一番気に入った写真をこちらに掲載しました。
ここでは園内の決まったところだけではありますが、個体数的には大変に多くいます。
イチリンソウさん、こちらはまさに偶然でもありました。
当時に書いた概況ではアズマイチゲさんではなどと書いてしまいましたが、その後イチリンソウさんであるとわかりました。
ニリンソウさんと一緒に咲いていましたが、大きさ的にも感じ的にもかなり趣が違うと実物を見て初めて知ったあんばいです。
スミレさんの種類、こちらは似たような種類が多く、大変に難しいと感じます。
様々な図鑑や資料などを見てはおりますが、画期的な識別点は未だに見いだせない状況です。
写真に撮るときは出来るだけ、お花だけではなく、葉っぱや全体像もセットにして撮影する様に心がけていますが、今回、更にそれ以外の特徴となるべき部位も撮影する必要性があることを痛感しました。
少なくとも、先のコメントでも頂いているように、オオタチツボスミレさんではない様ですが、その先が進まない状況です。
ナズナさん、こちらも湿地部分に咲いていましたが、それほど個体数は多くはありません。
大変に小さなお花が集まったその姿は大変に惹かれるものがあると感じます。
「小さな円を描くように・・・」、こちらはまさに自然の不思議な造形ですね。
ニリンソウさん、先のイチリンソウさんと一緒に咲いていました。
個体数的にはそれほど多くなく、数えるほどでしたが、その中で2組咲いているのを選んで撮影してみました。
この季節に植物類に専念して撮影をすると言うのは、今シーズンが初めてのことでもあり、それだけにその殆どが初めて会う種類で、多くの新しい発見、知らない世界を見る事が出来たと感じています。
おっしゃる通り、この季節はまさに野草たちが咲き出す季節ですね。
来シーズンもシギ・チドリ類の季節と重なるところが難しいのですが、出来るだけ見て行きたいと思っております。
1枚1枚、ご丁寧にご覧下さり、誠にありがとうございます。
- 2009/10/28(水) 04:12:45 |
- URL |
- よしの88 #a0J2.lfM
- [ 編集 ]